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私は大学生の頃に、日本に住んでいる外国人との接点を持ちました。偶然にも、大学に入学して初めてできた香港出身の親友と、アルバイト先の同僚のミャンマー人が立て続けにオーバーステイのため、強制送還に遭いました。この出来事には動揺しましたが、その時の経験が私の考え方に大きな影響を与えました。

友人たちが拘留された際に入国管理局を訪れたとき、その冷たい雰囲気と別世界のような空間に戸惑いました。しかし、後になって気づいたことですが、その時は法律や入国管理局のことを知らずに一方の立場だけを見ていました。この経験を経て、私はそれぞれの立場や視点を理解し、どのように折り合いをつけていけばよいのかを考えるようになりました。

また、私は外国人のスタッフを雇用した経験もあります。その際に強く感じたのは、それぞれに宗教・文化・歴史などから派生する価値観があるということです。日本の常識が全てではないことを理解し、日本人と外国人がお互いを尊重し合い、協力し合うことが重要だと感じました。そして、日本人と外国人という枠を超えて、お互いを理解し合い、共に成長していける社会の仕組みづくりに貢献したいと思っています。

行政書士 佐藤華子